水納島(沖縄県本部町)

漁場航空写真

本部町(もとぶちょう)は那覇から約60km離れた本部半島にあります。透き通った海に囲まれた水納島(みんなじま)の周辺でもずくは作られています。

知念 (ちねん)

漁場航空写真

南城市知念は那覇から南東へ12kmのところにあるもずくの産地です。港から広がる広いリーフがあり、そこでもずくを作っています。沖縄県内で2番目のもずくの生産量を誇ります。

久米島

久米島漁協青年部の海人(うみんちゅ)イメージ

久米島漁協青年部の海人(うみんちゅ)

久米島は那覇から西へ約100kmに浮かぶ周囲約58kmの離島です。太もずくはもちろん、糸もずくの産地としても有名です。

太もずく (本もずく・オキナワモズク)

日本で食べられているもずくの9割以上がこの沖縄産太もずくです。若い頃はぬめりが強く柔らかい食感ですが、しっかり育つとシャキシャキとした歯触りのもずくになります。太くて食感もあるため、いろいろな料理で食べられています。

細もずく (糸もずく)

日本のもずくの9割以上が沖縄産ですが、その中でも数%の生産量しかないのが細もずく(糸もずく)です。太もずくに比べて繊維が細く、ぬめりがとても強いのが特徴です。生産には大変な手間がかかり、とても貴重なもずくです。

養殖風景(航空写真)

養殖風景(航空写真)イメージ

もずくは海底に網を張って養殖を行います。右写真の黒い帯のようになっているのが、もずくです。海がとてもきれいで透き通っているため、船が宙に浮かんでいるように見えます。

収穫風景1

もずくの収穫はポンプを使ってホースで吸いとります。吸い取られたもずくは、船の上で選別され、異物を取り除きます。

収穫風景2

収穫風景2イメージ

もずくの養殖は掃除に始まり掃除に終わると言われるほど養殖中には色々な雑海藻や海洋生物が棲み付くので、収穫前も後も念入りな選別作業が必要なのです。

もずくは低カロリー自然食品

もずくは海の恵みのミネラルを多く含んでおり、健康食品として注目されています。

100gあたりのカロリーはわずか5キロカロリーで、食物繊維フコイダンなど注目されている成分も含んでいます。

酢の物は定番の食べ方ですが、本場沖縄ではつゆに付けてそうめん風にしてみたり、天ぷらにしたりといろいろな食べ方をされています。

健康な体を維持するために、日々の食事にもずくを取り入れてみましょう。

沖縄もずく100gあたり

エネルギー 5kcal
タンパク質 0.5g
脂質 0.1g未満
食物繊維 1.0g
糖類 0.7g
ナトリウム 170mg
食塩相当量 0.4g

もずく天ぷら

ぶっかけもずく

もずく味噌汁

もずくサラダ

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